No7「どうか一人で悩まないでくださいねと心からお伝えしたいです」（50代 女性）

萩原歯科医院で入れ歯治療を行った患者さまの声をご紹介

萩原歯科医院では、高い質の診療と患者満足度を維持するために、治療がいったん終了した方に、郵送にてアンケートのご協力をお願いしています。ここでは、その一部をご紹介させて頂きます。

患者さまからのお手紙

今悩んでいる方へ

皆さんの悩みの声すべてが、1年前までの私の日常にありました。ある頃から私は、好き嫌いの激しい、かなり偏食気味の大人になりました。
ひっそりとした食事の風景が心地よいものになり、人との外食はとても苦痛なことでした。そして一番の必需品は何と言ってもマスクでした。それは口元を隠す為、絶対でした。
人混みの中でマスクをしていても違和感のない、花粉やインフルエンザの流行する季節がずーと続けばいいのにと、願っていたのを思い出します。

私にとっての食べるという作業は噛むことではなく、喉を通過させることにありました。野菜ジュース、野菜スープ、蒸したもの、とにかくひたすら軟らかいもの・・・そうです。それは離乳食のような食事でした。次々と歯を失うことはショックで、後悔や、恥ずかしさで、私の人生の歩みや思考を停滞させる出来事でした。

でも萩原院長先生、麗子先生お二人の「失ったものを取りもどし豊かな人生を」というお言葉ににじみ出る温かいお人柄と、「全てお任せしよう」と思える、ぶれない技術力とに、私は救われました。

現在の私は、季節ごとの食材を本当においしくいただきます。大好きなピーナッツやアーモンドは勿論、先日は海辺のお店で「たこ」のお刺身をいただきました。
もし今あの頃の途方に暮れ、日々悩む私に出会えたら、勇気を持ってこう言います。「先生を信じて・・そして絶対成功すると、自分も信じて」・・と

あの日、全て先生にお任せしようと決断した時、自分の身体の一部を新しく再生するのだから、そう決めた自分自身も信じようと決めました。何度も言いますが、先生方のお人柄とその高い技術力に全てをお任せしました。

はじめて医院を訪れた時から感じていた、清々しさというものも含めて、私はやっと辿り着いたと思えたのです。
そこに至るまでの後悔や虚しさは自分自身に対して、情けないという感情でいっぱいでした。しかし、笑顔で大丈夫と言って下さる先生の姿を見て、自分の責任で失くしてしまった大切な身体の一部を、自分自身も思いを込めて先生方と一緒に作り出したいと思えたのです。

もし今悩んでいる方がいたらどうか、一人で悩まないでくださいねと心からお伝えしたいです。

萩原先生、麗子先生、スタッフの皆様へ

豊かな人生を送るには、まずは健康な身体が必要です。その為には何と言っても正しい食事です。そしてそこに必要なのは噛む力です。毎朝鏡を見て、にーと笑顔を作ってみます。
そして、皆様のご健康とご多幸を、感謝の心をこめて想います。そんな朝を迎えられる私は今、とても豊かな人生を送れていると言えるのではないでしょうか。皆様大変お世話に成りました。本当に有難うございました。

最後になりますが、違和感や痛み等何の問題も発生しないため、定期検診を忘れがちですが、100歳までの半世紀、これからもきちんと通い続けたいと思います。どうかいつまでもお元気で、萩原歯科医院を続けてください。今後とも末永く宜しくお願いいたします。